薬物療法

現在IBD治療に使われている薬には5つの基本カテゴリーがある。それは次の5つある。

-アミノサルチル酸(Aminosalicylates)
- ステロイド(Corticosteroids)
- 免疫抑制剤(Immunomodulators)
- 抗生物質(Antibiotics)
- 生物性製剤(Biologic therapies)

クローン病と潰瘍性大腸炎の薬物治療には主に二つの目的がある。

ひとつは緩解導入(症状がなくなること)、そしてもうひとつは緩解を導入した後に緩解を維持すること(再燃の予防)である。これらの目的を達するため、治療は腸の中で起こっている炎症―IBDの症状の元となるものーをコントロールすることを目的としている。

全てのIBD患者に効くような万能な治療は存在しない。病気がすすむにつれ、症状と予後は(個々の患者により)かなり異なる。適切な治療は正確な診断に左右される。正確な診断には内視鏡(先端にライトが付いたチューブで腸の中を観察する)、レントゲン、病理学的分析(細胞の分析)が必要となる。成功する治療方針は薬物治療だけでなく、細部にわたる思慮と常識を使ったものとなる。

薬物治療の発達にもかかわらず、IBD患者の一部は病状をコントロールしたり、様々な合併症に対処するために、最終的に手術を要する。外科手術はIBD患者の看護に必要不可欠なものであり、IBDに詳しい外科コンサルタントが適切な処置に不可欠である。. 何時手術が(治療の手段として)提示され、どのように手術するのかを知ることは、中長期的な予後に極めて重要である。IBDにおける外科手術の役割についてのより詳しい情報はこのウェブサイトの関連ページに問い合わせること。

あなたの病気の治療における積極的なパートナーとして、あなたとあなたの主治医は選択可能な薬物治療と外科手術のオプションを細かく議論しなくてはなりません。このページのような情報を読むことで、あなたは最新の治療法や手術方法について詳しい状態を保つことができ、あなたの病気対して日々どのように対処すればよいのかについてヒントをあたえてくれるでしょう。何百何千のIBD患者が日々生産的に生活し、充実した生活を送っていることを覚えておいて下さい。適切なケアがあれば、あなたもできますよ。


原文:Types of Medication (CCFA)
訳:くろーん40
(2006年7月31日)

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